中沼 杏華

2025NET美術展

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品51 ―空―蘇東坡詩
画材 書画
コメント あたかも仙人が出てきそうな雲海…蘇東坡の詩を読んでこの「空」という字が思い浮かびました。

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品52 寒山への道
画材 書画
コメント 寒山は人の名、架空の場所、思想の総称…?何れにしても寒山への道は遠いようです。

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品53 人はほどけて
画材 書画
コメント 人は齢を重ねると箍が外れてくるのかも知れません。大根は伊藤若冲の果蔬涅槃図から拝借しました。

2024NET美術展

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 俳句 四万十川沈下橋にて
画材 書画
コメント 沈下橋を渡っていると蝶が近づいてきました。誘われるまま着いて行くと、そこには古びた神社がありました。

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 俳句 黒トンボ
画材 書画
コメント 祖先の化身とも言われ別名極楽とんぼとも。私の周りを飛び回り、私の横に留まって羽を閉じたり開いたりしていました。

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 俳句 鬼灯
画材 書画
コメント お盆に鬼灯を飾るのは、その中にその中に祖先の魂が留まれるようにという願いからとか。魂は無事に帰ってくる事ができただろうか。ここだよとそっと鬼灯を吹いてみる。

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 和歌 上高地温泉にて
画材 書画
コメント 未明に目が覚めたので、斎藤茂吉や島木赤彦が身を委ねた露天風呂へ。しんと静まり返った湯殿には月と我が身だけ。

2023NET美術展

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 母の句1.
画材
コメント 第2次大戦下 母はナースとして負傷兵の救護にその青春の大半を費やしてしまいました

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 母の句2.
画材
コメント 昨年他界した母が晩年出版した句集から引用した句を愛用していたお盆に載せて 終わりの見えない戦争の終結を願います

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 万葉集巻4-671番歌
画材 団扇 書(かな)
コメント 昔人は想う人が夢に現れると魂が抜けだして来てくれたと思ったとか 魂の化身である蝶と共に

氏名 中沼 否華 高37(1985卒)
作品名 忘我良寛さんの詩(を添えて)
画材 扇子 書(かな)
コメント 忘我の2文字に良寛さんの私が好きな詩の一節を添えました

2022NET美術展

氏名   中沼 杏華(高校37期)
作品名  安積良斎詩(読売書法展受賞作品)
大きさ  横60×縦240cm
画材   書
コメント 高野山秘蔵の曼陀羅,寒風吹き荒ぶ中の永平寺の雲水達,山奥にひっそり佇む五合庵・・・。うら若い私の目に映る物全てが新鮮でした。私を教え導いて下さった数多の先達に感謝致します。

2021NET美術展

氏名   中沼 杏華(高校37期)
作品名  徳潤身
大きさ  30cm×90cm
画材   書
コメント この世はワンネス。貴方の積んだ徳は巡りめぐって貴方の身を潤すことになるという意味です。母校の小学校の校長先生の勧めで小学校に寄贈。校長室に飾って頂いています。

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