氏名 栁沼 英夫(高校25期)
作品名 時を聴く
画材 彫刻
コメント 大学時代、「古美術研究旅行」という課題があった。これを履修しないと卒業できない。奈良の研究所に2週間、皆で自炊して研修した。千野茂先生、西村公朝先生にご指導いただいた。いま振り返ると、人生最大の贅沢な勉強をさせていただいた。中でも、国宝の「十一面観音立像」をすべて拝観して、彫刻はどうあるべきかを、確信したように思う。「時」のなかにしか、人間は存在することができない。とどまることのない「時」が、安らぎとなり、希望の光に照らされますように。