栁沼 英夫

2021年NET美術展

氏名   栁沼 英夫(高校25期)
作品名  願照
画材   絵画
コメント リド島に向かう船は心地よくゆれ、私はその奇跡のパノラマを見つめた。マーラー=交響曲5番のアダージョに結実した永遠の時間。歴史が深く呼吸している。明日、新たに生まれ変わり、私達に命を与えるヴェネツィアの太陽の存在を思った。今、見えざる壁に閉じ込められてしまった時代だからこそ、私の、そして、あなたの「願照」を、大切に守りたい。

氏名   栁沼 英夫(高校25期)
作品名  黄昏の鐘音
画材   絵画
コメント 今日そこにあったものが、明日にはなくなり、、、見慣れた美しい山並みが、新たな建物で、もう見えない。
レデントーレ教会は、パッラーディオが設計した清楚な建築である。どんなに暑い夏でも、鐘音が響く頃、ヴェネツィア人は部屋から路上に出て、木陰に椅子を並べ、刺繍の仕事を始める。もう数百年も、そのような生活がつづいているのだろうか。
 大切なことがわかるには、長い時間が必要?

氏名   栁沼 英夫(高校25期)
作品名  命響の渓にて
画材   絵画
コメント 体調を崩してもう15年以上が経過した。私にとって、まさに「人生は50年」である。猛暑でも汗がでない。そんな日々が続いた。自然の豊かな樹々の中、木道を歩いている時、背中を汗が、すうっと流れ落ちた。平山郁夫先生が、体調不良で苦しんでおられた時、奥入瀬の渓流でスケッチしてから、体調が回復された。
豊かな自然、大地の木霊は命をやさしく生き返らせる。

氏名   栁沼 英夫(高校25期)
作品名  時を聴く     
画材   彫刻
コメント 大学時代、「古美術研究旅行」という課題があった。これを履修しないと卒業できない。奈良の研究所に2週間、皆で自炊して研修した。千野茂先生、西村公朝先生にご指導いただいた。いま振り返ると、人生最大の贅沢な勉強をさせていただいた。中でも、国宝の「十一面観音立像」をすべて拝観して、彫刻はどうあるべきかを、確信したように思う。「時」のなかにしか、人間は存在することができない。とどまることのない「時」が、安らぎとなり、希望の光に照らされますように。

氏名   栁沼 英夫(高校25期)
作品名  希い     
画材   彫刻
コメント 題名の「希い」を何度も、言葉にして、、私自身が、「希い」という思いを封印していたことを、あらためて、感じた。どうしようもないことがあるのです。この作品は、作者の想定をこえて、私自身に対する応援歌になった。
奥山泰堂先生が、「ほんとうの日本女性の像です。すばらしい。」と、ほめて下さった。西洋彫刻の真似じゃない。ロダンの真似じゃない。
そして、今、一番大切なことは、「希い」というお互いへの応援歌を合唱すること。

2020年NET美術展

氏名   栁沼 英夫(高25期)
作品名  明日を開く
大きさ  F80
画材   油絵
コメント 30年くらい前に描いた作品です。海辺の夕方のひと時は、新たな明日のへの希望の耀きを感じます。大きな困難に立ち向かっているいま、新たな明日を創造する力を大切にしたいと思います。母校の小学校に所蔵されています。生徒の皆さんは、どんなことを感じて下さるのでしょうか。健やかなご成長を願っています。

氏名   栁沼 英夫(高25期)
作品名  絆
画材   銅像
コメント 「絆」という題名は、飯野町の教育者T先生に、命名していただきました。先生には大変お世話になりました。心から感謝し、お礼をお伝えしたいと思います。飯野町ボーイスカウト団の記念像として制作させていただきました。子供たちの健やかな成長は、私たちの希望そのものです。

氏名   栁沼 英夫(高25期)
作品名  願翔
画材   銅像
コメント 願翔」(東日本大震災復興祈念像)、2013年7月24日、福島市・飯野町合併5周年記念事業として、銅像を寄付させていただきました。飯野町でお世話になったT先生ご夫妻、福島出身の私の両親の名前で、福島市に寄贈させていただきました。心がひとつになって、復興の願いが、空に羽ばたいて、全国に届きますように。

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